個人では中々ハードルの高いAmazon出品|WebAboutアフィリエイトセンター(不労所得アフィリエイト)
まだフリマアプリがない頃に始めたAmazon出品
ガラケーが中心で、ネットオークションがまだ盛況な頃、一時期オークションで出品物が売れない時がありました。今でこそスマートフォンが普及し、フリマアプリが盛んですが、私がAmazon出品を始めた頃はまだまだでした。
売れない商品をもっと高値で売りたいと思ったのがキッカケでそれを始めたのです。Amazonは相当な巨大な通販サイトでしたし、十分集客力が見込めたからです。そこでAmazonセラーセントラルに登録をし、出品を開始しました。
まずは手応えを知りたいという事やあまり資金に余裕がない事から、大口出品(月額4900円+販売手数料)ではなく、都度手数料を取られる形態の小口出品者となりました。
副業で販売していたDVDやグッズを多数出品
本業とは別に、副業でDVDを仕入れ販売していました。また他にもキャラクターグッズ等も仕入れていたので、それも販売しました。Amazonセラーセントラルにすでに登録されている商品ならすぐに出品ができ、たいていの物が出品できます。
稀に商品登録されていないものがある時は、さすがに諦めています。小口の出品者の為、新規登録するのは正確な商品情報や新しい写真の登録等一定度の手間があるからです。
手数料計算が非常にわかりにくく、高く感じるAmazon出品
Amazon出品では販売価格を自分で設定できますが、配送料はジャンルごとにAmazonが基本設定しています。その為小口出品者では対応できない、大きな商品の格安発送は難しいのです。
仮に送料が1000円するものでも、Amazonがお客様から取れるのは515円だったりすると、販売が難しいわけです。一定度の販売価格があるものでないとこういう場合は対応できません。
さらに販売手数料やカテゴリー成約料、基本成約料等様々な名目で手数料を取られます。もはや自分で計算するのは面倒なので、お客様が商品を購入した時の「注文確定-商品を出荷してください」の件名のメールに記載の「振込金額合計」をあてにしています。
商品ジャンルによって手数料のパーセンテージも違う為、イチイチ計算していられません。とはいえ、「振込金額合計」はあくまで自分の口座に入る金額に過ぎず、これはお客様に商品を送る送料を差し引かなくてはなりません。最低限の計算は必要となります
Amazonでは常に価格競争で値引き合戦だらけ
自分の商品を目立たせる為には、他に出品者がいたら、最安値にする事が一番です。新品・中古の状態に関係なく、それは同じです。
ですが出品時に最低価格で出しても、その事は他の出品者も確認できます。そうすると他の出品者が値引きをしてきます。そうすると自分も値下げをしないといけなくなります。
自分の記載した商品情報が魅力あるものであろうとも、より安いものには中々勝てません。結局どんどん値引きをしなくてはならず、限界値まで行ってしまう事は多々あります。
返金返品対応はほぼ必須、時に理不尽な物も
実質的に店舗と同じような対応が出品者には求められます。それが個人出品者であってもです。その為、返金や返品の要望があれば対応せざるを得ません。
これはオークションやフリマアプリとかなり大きな違いです。さらにAmazonも購入者側寄りなので、中々拒否する事はできません。今の所、悪質な返品対応はないですが、理不尽に感じた経験もいくつかあります。
例えば「CDだと思って楽譜を買ってしまった」という意味不明な理由で返品を受けた事がありました。ピアノ楽譜を出品し、明らかに紙媒体である事はどこを見てもわかるものです。
その楽譜の販売元も「全音楽譜出版社出版部」というところであり、明らかに「楽譜」という言葉があり、間違いようがないものでした。さすがにその時は、お客様都合なので返送料の負担をお願いし、了承してもらいました。
ですがコチラがお客様に一度商品を送った時の送料は返って来ませんでした。
今後の出品は限定的、むしろランキング知識の取得がメイン
Amazonは売れる商品を自分で抱えている時は有効です。またAmazonセラーセントラルでは、あらゆる商品のAmazonでのランキングも閲覧できます。
よって上位の商品であれば、大変売れやすいので魅力があります。ただ「ランキング上位=必ず(良い値で)売れる」ではありませんし、価格競争や返品対応のリスクがあります。
よってそういったリスクが低いものに限定されます。小口出品者の悩ましいところです。ただ意外と訳あり品でもキチッと商品情報に明記すれば売れる事もあるので、販売ツールとして持っておく事は損にはなりません。
月々料金がかかるわけでもないので、情報を知ることができるだけでも意味はかなり大きいです。さらに上記で述べたようにAmazonランキングを知ることができるのは、かなり魅力です。
どういった商品が今人気があるのか、また自分の持っている商品の価値をある程度見極めることができますし、今後の仕入れにも大変役立ちます。
予め画像が設定されていても、独自写真の追加は効果的
個人で利用する上でAmazon出品の良い所は、オークションやフリマアプリのように自分で商品画像を撮影したり、商品の基本情報をわざわざ調べ記載する必要がない所です。
ですが、中古品であったりすると、状態はマチマチです。そこで自分で写真を追加する事が有効となります。商品情報に「小さい傷があります」と文言を記入しても、「小さい傷」の認識は人によって全く異なります。
本当に目に見えないような傷でも「小傷」ですし、ツメで深く引っ掻いたような傷でも「小傷」です。よってそういった認識の違いを埋める為にも、目で見える写真は有効なのです。
また他の出品者は写真を設定しない事が意外と多いので、差別化を図ることもできます。中古品でもより他より具体的に、また綺麗に見えれば私の商品が優るわけです。
扱いやすい小物を中心に、格安送料で済むものに
小口出品者では対応が難しいのが、商品発送です。大口出品者や企業であれば、配送業者と契約をして、送料の抑制が可能です。ですが小口出品者はそれができない為、一般配送料で対応するしかありません。
Amazon出品での手数料は高く、設定金額にも限りがある為、できるだけ配送料は抑える必要があるのです。とはいえ、商品が届かないといったことが起きれば、オークションやフリマアプリよりもより高いリスクが自分にきます。
よって伝票番号が付くような記録があるものでないと発送は怖いのです。結果、日本郵便のクリックポストやゆうパケット、レターパックを利用したり、ヤマト運輸のネコポスを利用しています。
その為、宅配便(宅急便)の利用はかなり少なく、対面お渡しの配送方法ではなく、ポスト投函系が中心となります。
相手の個人情報管理は厄介で、時に不便も起こる
これまたオークションやフリマアプリと違い、相手先の個人情報の管理がより扱いにくいです。自分の個人情報よりも相手の個人情報をしっかり守らなくてはなりません。
その為不便も多くあります。原則出品者には、お客様の電話番号は通知されずわかりません。よって連絡を取りたい場合は、Amazonセラーセントラルの「注文管理」の「注文の詳細」にある「購入者に連絡する」でメールを送ることなります。
しかしこれだけでは対応できない事も多くあります。例えば、先ほど述べた格安送料の発送方法(ポスト投函形式)で商品を送った際、どういうわけかお客様の住所が合っているのに「持ち戻り」になったりする事があります。
その原因を調べてみると、相手先にポストがない、ポストが小さくて入らないといった理由があります。そういった時(不在票を入れて)配達員は持ち戻るしかないのです。
しかしAmazonのメールでこの旨を送っても反応がない時があります。そうなると配達員が一週間届ける事ができないと、完全に発送元の私の所にまで戻ってきてしまいます。
そうなるとまた送料をかけて送らなくてはなりませんが、その分を請求をお客様にはできません。そんな時、せめて配達員から相手先に電話ができると便利ですが、それもできないわけです。何か問題が起きた時個人情報の壁は意外と大きいのです。
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